美術ギャラリー TRIAD IIDA-KAN

開催中の展覧会

『101年目からの飯田善國 ― 原点の油彩画』展

2024年5月~2024年10月予定

生誕101年となる今年、飯田善國の芸術家としての原点である油彩画の展覧会となります。
1938年、15歳の時に初めて描いた作品は、明るい≪少女の顔≫でした。ところが戦争を機に飯田の作風は一変します。
1950年代、大学を卒業してからヨーロッパに渡るまでの、油彩画を展覧会に多数出品していた時期、飯田は目に見える女性たちのリアルな姿だけでなく、その内面、さらには人体と画面が織りなす、まるで風景画のような作品を描き、そこには油彩画の集大成「ウィーンの裸婦シリーズ」へとつながる飯田の強い意志が感じられます。

過去の展覧会はこちら別ウィンドウで開きます